geek な日々: 大人のための将棋再入門

大人のための将棋再入門

昨今の将棋ブームにならって将棋を再開する人は多いようだ。
強い新人の存在、AI との絡み…など興味の方向性は様々だろうが、内容のある将棋を指せると愉しい。

ところで、そのような場合、どういう戦法から入った方がいいだろう?

子供の時と違うのだから、入門書に紹介してあるような棒銀や矢倉棒銀ばかりでは面白くないし、第一勝てない(対矢倉の居角左美濃は優秀。特にウォーズ級位者レベルならほぼほぼ勝てる)。
ノーマル四間飛車を勧める人もいるが、相手が最善手を指し続けた場合、振り飛車が不利になることが明らかになりつつある現在、これをいい大人が採用するのはどうかと思う。なにより、ノーマル四間はノーマル四間で細かい定跡を覚える必要があるので面倒くさい。
変化が多く敬遠される傾向にあるが、ここではあえて先手番・後手番ともに居飛車を採用するのをお勧めしたい。
対振り飛車、相居飛車(角換わり・横歩・相がかり)などバリエーションは多いが、そこは大人になってからやる将棋、アバウトに進行を覚えておけばそれなりに指せる。すべてを網羅しなくても、システマティックに対応できるのが大人の知恵というものだろう。また、プロ棋戦鑑賞時にも手の意味がわかるようになって対局がより深く愉しめるようになると思う。あと、現時点で最強ソフト elmo が振り飛車を指さないというのは、棋理の上でもそれなりの裏付けがあるように思う。

私も、再開当初は、先手番の時は居飛車、後手番の時は四間飛車で指していたのだが、後手番の時に、指し方がわからなくなる場合が多く、結局、先手も後手も居飛車で指すようになった。ただし、相手が見え見えな棒銀・中飛車・早石田の場合は、それ用の対策を立てて指す。角換わりや横歩取りの対策はどうしても後回しになってしまうが、そのときはそのとき。負けても気にしなければ、トータルの勝率はそれなりに維持できるはずだ。


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